
当記事の目次
【@chokichoki_M】元美容師Mです。
今回は市販のシャンプーでもかなり人気の『アミノメイソンモイストシャンプー』を実際に使った感想&本当に使い続けても良いのか?成分的な面から評価していきたいと思います。
結論から言うと、全体的に上質な成分があれこれと配合されまくっているので、一見すると良シャンプー!に見えます。
が!”とある刺激が強い成分”が配合されている点と、あれこれ配合しすぎていて1つ1つの成分の濃度はかなり薄い!っと予測されます(汗)
では一体どんな成分が配合され、どんな人向きなのか?!解説していきます。
※2021年リニューアル版はコチラ↓
⇛【元美容師の口コミ】リニューアル版 アミノメイソン(モイスト)シャンプーを使った5つの本音とは?
当ブログでは完全匿名性、元美容師の知識、経験を活かして、本当に正しい知識をガチで発信しています。
⇛【元美容師が激選】最高品質のアミノ酸シャンプーランキングBEST5を理由を添えて発表します。
⇛【2021】パーマが長持ちするシャンプーBEST5を元美容師が発表します!
⇛【全部2000円以下】コスパ最強はどれ?市販シャンプーBEST5はコレだ!
⇛【全4種比較】無印良品シャンプーの選び方とは?元美容師が全部使って解説!
※新規タブで開きますので「読む時間が無いわっ!」という人はとりあえずタップし、あとで読むと言うのもオススメですよ。
【最重要】アミノメイソン(amino mason)モイストシャンプーの成分解析!
水、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、グリセリン、ハチミツ、加水分解カゼイン、加水分解乳タンパク、ヨーグルト液(牛乳)、アーモンド油、アルガニアスピノサ核油、マンゴー種子油、アボカド油、オレンジ油、カキタンニン、加水分解チェリモヤ果実エキス、加水分解マンゴスチン果実エキス、加水分解マンゴー液汁エキス、ウメ果実エキス、シルク、加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解コンキオリン、タウリン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ヒドロキシプロリン、アセチルヒドロキシプロリン、リシンHCl、乳酸Na、乳酸、ケラチン(羊毛)、グルタミン酸、ロイシン、ヒスチジンHCl、セリン、バリン、アスパラギン酸Na、トレオニン、アラニン、イソロイシン、アラントイン、シスチン、フェニルアラニン、クオタニウム-18、アルギニン、プロリン、ベヘントリモニウムクロリド、チロシン、γ-ドコサラクトン、イノシン酸2Na、グアニル酸2Na、ヒアルロン酸Na、ダイズステロール、白金、グリシン、フィチン酸、酸化銀、クエン酸Na、PPG-7、ラウリルグルコシド、プロパンジオール、クエン酸、塩化Na、ポリクオタニウム-10、安息香酸Na、EDTA-2Na、BG、フェノキシエタノール、香料
より詳しい成分解析はこちら↓
⇛【元美容師が解析】アミノメイソントリートメント 4つの優良成分とは?
私がずーっっと伝え続けようと思っているのが、「シャンプーはどんな成分が配合されているのか?」もチェックせよ!という事です。
確かに口コミやレビューも参考にするのはアリなんですが、人によって髪質、ダメージ、頭皮、今までのシャンプーの使用歴、求める質感・・・全部全く違います。
完全に自分と同じ髪質の人なんているわけないので、短期的な使用感は口コミでチェックし、長期的な使用感はどんな成分が配合されているのか?!を確認して予測するのが最善なんです。
長期的な使用感⇛成分解析
短期的な使用感⇛口コミ、レビュー
「最初は使用感が良かったけど、使っていく内に髪がパサツイてきた・・・」
というのは実は洗浄成分がメチャ強い成分が配合され、シリコンなどで手触り感をアップさせているだけの場合も多いんですよ。
だからこそ、どんな成分が配合されてるのか?!はずぇっったいにチェックするべきなんです。
直接、自分の皮膚に毎日触れる洗剤がどんなものなのか?くらいは確認するべきかと。
というわけでアミノメイソンモイストの成分をチェック!
洗浄成分
最も重要なのが洗浄成分。最も多く配合されている成分がアミノ酸系成分で刺激性&洗浄力がマイルドな『ラウロイルメチルアラニン』になっていますね。
しっとりというよりも、サラサラとした質感に仕上がる洗浄成分です。
モイストだけどラウロイルメチルアラニンがベースなのは、やはり『ココイルグルタミン酸』なんかのしっとり系成分だとコストが掛かり過ぎてしまうからかな。
2番めに多く配合される成分はコカミドプロピルベタインというベタイン系の成分。
こちらも刺激性&洗浄力は優しいけど、特に珍しくもなく本当に500円程度のシャンプーに配合される成分です。
とは言え、総合的に見ると明らかに1000円以下の安物シャンプーよりは断然質が高いです。笑
その他の成分解析
もう、とにかく補修、保湿成分がアレやコレやと色んな物がぶっこまれています。笑
ドライヤーの熱で毛髪を補修する『γ-ドコサラクトン』やら毛髪に付着すると1分で高速浸透&補修してくれる『ペリセア』
他にも『加水分解ケラチン』などなど、成分名だけみると3000円・・・
いや、4000円超えのシャンプーに比べても引けをとらないくらい豪華です。笑
ただ、配合されているのは間違い無いものの、成分表記を見ると比較的安価な『グリセリン』や植物性オイルなんかの方が配合量が多く、補修成分の配合量は”それほど多く無い”と予測されます。
価格帯的にも1500円前後なので、恐らくではありますがヨーグルト液やハチミツ辺りの配合量が殆どで、補修成分はちょぴぃぃっとしか配合されていないような気もする。
そして、一番の懸念点は『ベヘントリモニウムクロリド』という4級カチオンの刺激が強い成分ですね。
なぜ、、、なぜこの成分を配合してしまったのか!!
トリートメントなんかに配合される、帯電防止効果のある成分なんですが、刺激の強い成分なのでシャンプーに配合される事はあんまりありません。
まれに一過性の軽度の紅斑反応が報告されているため、皮膚刺激性は非刺激またはまれに一過性の軽度の刺激が起こる可能性があると考えられます。
出典:ベヘントリモニウムクロリドとは…成分効果と毒性を解説
よく、髪の毛が顔や背中に触れると荒れたりしてしまうのは、トリートメントに付着したカチオン系の成分が原因だったりします。
もちろん、シャンプーに配合されている1成分なので、ただちにお肌が荒れる!とかは少ないと思います。
が、もしあなたがお肌が痒くなりやすい、荒れやすいというのであれば、絶対に避けるべき成分かと思います。
毎日毎日、直接お肌に触れ続けるものなので(汗)私はこの時点で使い続けたいとは思えませんでした。
アミノメイソンスムースとの違いはコチラも参考に!↓
⇛どっちがオススメ?アミノメイソンシャンプー 2種の成分&使用感を比較!
【使用後レビュー】使って分かった!4つの本音。
開封レビュー
パッケージはオシャレぇぇな感じ。頭皮と髪を”優しく”洗ってくれるらしい。。。
開封してみると、液体は完全に無色透明。
思ったよりも液体がやや水っぽいので、早く泡立てないと垂れてきます。お子さんとかは使いづらいかな・・・
では実際にどんな洗い心地なのか?使っていきたいと思います。
本音1、泡立ちはどうなの?
泡立ちはTHE普通。全然泡立たない!って事はないですがモックモク泡立つ!ということもなく・・・
ちょっとキメの粗い泡質ではありますが、普通に洗う分には何も問題なしっ!
市販によくある安価でとにかく洗浄力がメチャ高い『ラウレス硫酸』系に比べてしまうと、流石に泡立ちは悪目ですが、アミノ酸シャンプーにしては”まあまあ”ですね。
本音2、シャンプーだけでもそこそこの指通り感。
シャンプーした後の指通り感ですが、、、アミノ酸系の成分がメインで保湿成分もこれだけ配合されているのもあって、ギッシギシになる!という事は無いです。
ただ、うーむ私がパーマ&カラーを月に1度しているミドルダメージなのもあって、若干きしみというか引っかかりを感じる!というのが本音。
やはりアレコレと補修成分やら、保湿成分が配合されてはいますが、それぞれの補修成分の配合量はそれほど多くないのかも(汗)
”モイスト”というネーミングだけ聞くと「かなりしっとりしそう!」っとイメージしちゃいますが、実際に使ってみると意外に軽めの洗い上がりですね。
本音3、香りはかなり良いぃぃ・・・
意外に大事なのが香り。これがメチャクチャ良い香り・・・
公式サイトを見ると「ホワイトローズブーケの香り」らしい。うーむ、、、全然イメージ沸かない。笑
香りの好みはかなり個人差がありますが、甘ったるい香りでも無く、安っぽい芳香剤のような香りでもなく、個人的にはかなり好きな香りです。
ただ、そこそこ香りは強めなのでやや髪に香りが残りやすいかな?っという感じはしますね。
本音4、トリートメントの使用感は・・・
ついでにトリートメントもチェック!クリームの粘度は至って普通。
シャンプーと同じくトリートメントの方もかなり豪華な補修成分が配合されています。
更に毛髪の表面を補修する『クオタニウム-33』という成分までも配合されています。市販シャンプーの中だと豪華すぎぃ!って言いたくなるほど豪華。
全部書くとこれだけで、記事が埋まってしまうので詳細は以下の記事も参考にして頂ければ!と思います。
より詳しい成分のレビューはコチラ↓
⇛4つの優良成分とは?アミノメイソントリートメントを全力でレビュー!
「モイスト系のトリートメントなんだから、メチャしっとりするだろ!」っと思ったのですが、こちらもやはり軽めの質感に仕上がりました。
メイン成分の『シクロペンタシロキサン』というシリコンが軽めの質感に仕上がる成分なので、これが原因かなぁと。
ベタッとするのが嫌な人は良いのですが、一体、モイストとは・・・
もし、あなたが「乾燥やダメージが気になる!」というのであれば、ちょっと物足りなさを感じる可能性は高いと思います。
【結論】アミノ酸シャンプーとしては”まあまあ”な使用感
とにかく色んな補修成分やら保湿成分が配合されているので、一体どうなっちゃうんだ?!っとワクワクして使ったのですが・・・
決して悪くは無い使用感ですが、成分の豪華な反面「スゴイ!」っと興奮するほど良い使用感でも無かったかなぁというのが本音。
きしむ!って程では無いのですが、私が使ってきた優良アミノ酸シャンプーに比べるとやや引っかかりがあるかなぁと言う感じ。
⇛最高品質のアミノ酸シャンプーランキングBEST4
そして、一番気になるのが”モイストなのに軽い!”ってところですね。笑
モイスト系の商品を選ぶ人はもっと、もっとしっとりした質感に仕上がるのを望むと思うのですが、シャンプー&トリートメントいずれも結構軽い質感に仕上がるので。
あなたが「乾燥」や「クセ毛の広がり」を抑えたい!というのであればもう少ししっとり系のシャンプーを使うことを強く!オススメします。
というわけでアミノメイソンを検討している人は参考の1つにして頂ければ幸いですm(_ _)m
私の全知識、経験を注ぎ込んだ、元美容師だからこそ伝えられる人気シャンプーの成分を解析した記事を紹介させて頂きます。
もし、あなたが「どのシャンプーでも満足出来かった」と言うことであれば、絶対に一生に1度は読んで欲しいです。
⇒【コスパ最強はどれ?】300種以上解析した私が選ぶアミノ酸系シャンプーランキングBEST5
「これでダメなら諦めろ!」300種以上使った元美容師が選ぶオススメシャンプー3選はコチラ↓
1、⇛ダメージ&乾燥毛ならコレ!ラスティークディープセラムシャンプーを使った本音はコチラ!
もし、あなたが当記事を読んで「面白かった!」っと感じたら、是非Follow!頂ければ幸いですm(_ _)m↓
⇛Follow @chokichoki_M